PCであんなことこんなこと
"音楽をPCに残す"
カセットテープとMDに録り溜めた音楽の数々。
部屋を片づけるつもりでこれらの音楽のMP3化に挑戦。
そしてiPod、ユビキタスミュージックの世界へ。
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2007-12-30 iTunesライブラリの引っ越し、MacからWindowsへ
新PCの購入、自宅サーバのOS XからLinuxへの切り替えに伴い、iTunesのライブラリもMac用からWindows用へ切り替えることにした。データの引っ越しで一番苦労したのはiTunesライブラリの引っ越しだった。
最初はライブラリのxmlファイルをインポートすればよいのかと思っていたが、これだと曲自体はインポートできても再生回数や最後に再生した日時などはインポートされない。ぬぬぅ、これじゃ専用ツールを探すかライブラリのバイナリファイルを自力でいじくり回すしかないかと思っていたら解決策は意外と単純だった。
今まで知らなかったのだが、iTunesは特定のキーを押しながら起動するとライブラリの定義ファイルの場所を選択できるのだ。
Windows SHIFTキーを押しながら起動、"iTunes Library.itl"を選択 Mac OS X optionキーを押しながら起動、"iTunes Library"を選択 さらに、ライブラリの定義ファイルの場所と同じ場所に曲ファイルが格納されていれば自動で曲の格納場所を変更してくれるようだ。
例えば、今までMacでライブラリの定義ファイルと曲ファイルをつぎのように格納していたとしよう。
/hoge/iTunes/iTunes Library ライブラリの定義ファイル iTunes Music 曲ファイルの格納場所これをWindowsで使えるライブラリに変更するならつぎの手順になる。
(1) /hoge/iTunes以下をまるごとWindowsのPCにコピーする。
(2) ライブラリの定義ファイルの名前を"iTunes Library.itl"に変更する。
(3) WindowsでSHIFTキーを押しながらiTunesを起動する。
(4) (2)で名前を変えたファイルを新しい定義ファイルとして選択する。
後はiTunesが自動で曲の格納場所を変更してくれる。もちろん、再生回数や最後に再生した日時などの情報は引っ越し前の状態のままである。例えば、Windowsでライブラリを"P:\fuga\iTunes"以下にコピーしたならiTunesが曲の格納場所だけを自動で"/hoge/iTunes"から"P:\fuga\iTunes"に変更してくれる。
逆の手順でWindowsからMacのライブラリの引っ越しも可能なはずだな、きっと。一度気づいてしまえばWinとMacのライブラリ移行は簡単なんだが、ここに行き着くまでは長かった。AppleのTILとかに載っているのかな、この情報は。
2007-03-05 3度目の正直になるかiPod、今度はスリープ後にフリーズ
今年の1月に交換したばかりのiPodがまたもや不調。今度はいったんスリープ状態(自動的に電源が落ちた状態)になるとその後どのボタンを押しても電源が入らない状態(フリーズ)になるという症状。ただし必ず発生する症状ではなくおおむね3回に2回発生する症状だから性が悪い。いろいろ試したところ、2時間程度のスリープならフリーズする確率は低いが、3時間以上スリープさせるとフリーズする確率が高いことが分かった。
今回もAppleStoreにiPodを持ち込んだ。症状が症状だけに引き取り調査、修理になるのかなと思っていたが今回も新品に交換してもらった。再三の不具合発生だったのでAppleStore側にはWindowsでiPodを復元、曲の再生、動作確認してからの引き渡しという丁寧に対応してもらったのが唯一の救い。
2007-01-11 再びAppleStoreへ、iPodが勝手に一時停止
昨年10月末に新品に交換したばかりのiPod。再び不調。今度は再生中に勝手に一時停止。症状がたまにしか発生せず、好きなときに症状を再現できない。これでは修理を依頼しても取り合ってもらえないだろう。これは困った。
そうこうしてしばらく経ったある日、イヤホンが抜けても一時停止せず再生中のままになることを発見。この症状はほぼ再現できる。これなら取り合ってもらえるだろうとAppleStoreへ。
症状を診てもらったところ、イヤホンジャックが通常のものに比べて緩いことが分かった。普段使っているイヤホンだとはまりが悪く一時停止しなかったり、突然一時停止してしまっていたようだ。純正のイヤホンを挿すと問題なし。トホホ。交換前のiPodではこんな症状はなかったことを伝え、他のiPodでは普段使っているイヤホンでも問題なく使えることを確認してもらい、再び新品に交換してもらった。90日間の保証期間だったため交換費用はかからなかった。うーん、今度は当たりだといいけど。次の90日間は果たしてどうなるかな。
2006-11-02 iPod、バッテリだけを交換しても直らない、素直にAppleStoreを利用すべし
2ヶ月前からiPodの再生時間が極端に短くなった。手間をかけてバッテリを交換したものの効果なし。すったもんだの末、AppleStoreにて本体を交換してもらった。修理費用をケチらず初めからAppleStoreを利用すればよかった(悔)。
2005年2月に購入した第4世代iPod(クリックホイール、20GB)の再生時間が極端に短くなった。満充電しても4時間しか再生できなくなった。1年半でバッテリが劣化? AppleStoreでのバッテリ交換が6800円、Sonnet製の交換用バッテリが3980円。迷わず3980円の交換用バッテリを購入し、自分でバッテリを交換することにした。
本体と格闘すること1時間、どうにか本体を分解して劣化したバッテリを取り外し、新しいバッテリと交換した。満充電して連続再生時間を計測。んッ? 再生時間が改善されない! バッテリを購入した店に連絡。バッテリの初期不良ということで別のバッテリと交換。再び分解してバッテリを交換。やはり再生時間は改善されない。ナンじゃこりゃぁー。
いろいろ調べてみるとiPodはバッテリ以外の問題で再生時間が短くなることがあるらしい。自分のiPodもまさにこの状態なのか? 本体交換しないと元どおりにならないということか? このままでは埒があかない。再びiPodを分解して元のバッテリに戻し、AppleStoreにiPodを持ち込んだ。事前に調べていたとおり、AppleStoreではバッテリだけの交換は実施しておらず本体まるごとの交換になった。今度は大丈夫だろうな。満充電して再生時間を計測。カタログでは連続再生は12時間になっているところ、15時間も再生できた。発売当時の製品と交換用の製品で使用しているバッテリでも交換したんだろうか? 何はともあれ再生時間が伸びてひと安心。
それにしても1年半で再生時間が激減するiPodってどうなんでしょう? 1年半毎に6800円かい? さらにバッテリ交換で本体をまるごと交換ってのもどうなんでしょう? 元々製品に欠陥でもあったんじゃないの? 欠陥をバッテリ交換でごまかしているんじゃないの? なんて勘ぐりをしてしまいたくなる。
ちなみにiPodの診断モードで各バッテリの状態を調べてみた。結果は次のとおり。
充電 VCC BATT交換前のiPod+元のバッテリ 満 452 715 空 263 635交換前のiPod+Sonnet製バッテリ 満 455 716 空 359 673交換後のiPod 満 447 704 空 183 597再生時間が伸びると宣伝されているSonnet製のバッテリだが、診断モードの数値だけでは違いがよく分からない。また、交換前と交換後で比較しても満充電の数値にはあまり違いがない。再生できなくなったとき(要充電の状態)のVCCの値は小さすぎ、BATTの値は大きすぎるような気がする。診断モードの数値は絶対値としては当てにならないのかもね。
2005-02-12 iPodを購入、MDよ、さようなら、永遠に?
ついに念願のiPodを購入。購入したのは第四世代iPod w/Click Wheel 20GB( M9282J/A)。
さぁ、今までPCに録り貯めた音楽を転送するぞ。これで車に膨大な数のMDを置く必要もなくなるぞ。英語のヒアリング教材なんかも転送すればどこでも留学だ。ただちょっと気になるのが容量。PCに貯めたのファイルの容量が約15GB。残り5GBを使いきるのは果たしていつ頃か。
ちなみに、iPod購入に先立ちカーオーディオを買い替えてしまった。購入したのはCQ-C1100D(Panasonic)。iPodがあればMP3の再生は不要と考え、AM/FM/CD/CD-Rのみ。機能を割り切ったおかげで約1万円で購入できた。この値段で外部入力できるのでiPodにはうってつけ。今後直接iPodを操作できるカーオーディオも増えてくるだろうが値段がネック。著者にはこれで十分。
このカーオーディオの購入を機にひさびさに半田ごてを使い、カーオーディオの外部入力に機器を接続するためのRCAジャックとL字のステレオピンジャックの変換ケーブルを自作してしまった。このようなケーブルが市販されていればよかったのだが店頭で見つけることができなかった。L字ではない通常のステレオピンジャックを使ったものは市販されているが、実際に車の中に機器を設置してみるとかさばるものでL字にこだわってみた。部品は100円ショップで購入したヘッドホンなどから流用した。なかなかよい具合だ。
2005-02-12 iTunesで文字化け
iTunesのID3タグ変換はバージョンの変換だけよし。"文字列を変換"は不要。
Mac版iTunesで"ID3タグを変換">"文字列を変換">"ASCIIからISO Latin-1へ"を実行したファイルをWindows版iTunesでライブラリに追加すると曲名など文字が化けて表示されてしまう。おなじiTunesを使っているのになぜだぁ。いろいろ調べてみたら解決。
文字化けしていたのはバージョン1のID3タグをもつファイルだった。そこでMac版iTunesでバージョン1のID3タグをバージョン2に変換してからWindows版iTunesでライブラリに追加したところ文字化けは解消した。
おそらく、WindowsのID3Editなどで設定したタグはバージョン1で、iTunesにもバージョン1のまま取り込まれたため文字化けしたのだろう。バージョン1までは文字コードを指定できないらしいからMac版、Windows版のiTunesでシステム標準の文字コードを使用したために文字化けしたのだろう。そして、バージョン2からは文字コードを指定できるらしいからMac版、Windows版のiTunesのどちらでも文字化けなしで曲名が表示できたのだろう。
さらに調査を進めたところ、そもそも"ID3タグを変換">"ID3タグバージョン2.2"しておけば "ID3タグを変換">"文字列を変換">"ASCIIからISO Latin-1へ"は不要なようだ。iTunesでバージョン1のタグが文字化けしていないのならそのままバージョン2にすればタグに正しい文字コードの情報も付加されるのでWindows版、Mac版のどちらでも文字化けせずタグを表示できるということだろう。この"文字列の変換"というメニューはバージョン1のためだけに用意されたものなのかもしれない。ちなみにiTunesでは、CDから追加した曲はID3タグのバージョン2.2を使用しているようだ。
結局、今回の問題はWindowsのID3Editなどで編集した曲のタグがバージョン1だったことにある。ID3Editなどで編集した曲をWindows版iTunesでライブラリに追加しても文字化けは発生しない。そのままWindows版iTunesでタグのバージョンを2以上に変換しておけばMac版iTunuesで曲をライブラリに追加しても文字化けは発生しないということだ。
なお、このような手順でiTunesに追加した曲のタグを再びID3Editなどで編集するときはWindows版iTnuesでバージョン1に変換する必要があるので注意。特にSuper Tag EditorはID3タグバージョン2の対応が不完全なようでバージョン2のままでは曲名などが表示されない。
2005-01-19 MP3で残してポイ計画完結、MP3化にはこのツール
いろいろ試した結果、MP3化はつぎのような手順に落ち着いた。
これらの作業にはつぎのツールを利用した。
まず、1のSRecと2の午後のこ〜だで手順1、2、3のWAV形式の保存と音量の正規化、MP3形式への変換を行う。
SRecでは音量の最大値にあわせて音量を調整する機能に加え、DCオフセットと呼ばれる無音状態の音量による調整も行える。すばらしい。正規化とDCオフセットの音量は自動検出することにした。 さらにSRecにはMP3エンコーダとの連携機能があり、自動的に保存したWAVをMP3に変換できる。 そこで利用することにしたのが2の午後のこ〜だである。加えて、SRecにはタイマによる録音もできるので、実際の入力作業ではあらかじめMDの収録時間にあわせてSRecの録音時間を設定し、録音終了後に正規化とMP3化が自動で始まるようにした。
つぎに、3のmp3DirectCutで手順4の曲ごとの分割を行う。
SRecには無音部検出と自動分割機能があるのだが、曲の切れ目を自動で判断するのは難しいため、mp3DirectCutを使い手作業で分割することにした。MD1枚分をまるまる録音したファイルから曲の切れ目を見つけて分割していくのだが、mp3DirectCutはこの作業を以前より楽にしてくれた。感謝。
音量グラフを見ながら無音部分を見つけて分割点を設定できるのがよい。音量グラフのスクロールも速い。音楽を2倍速、3倍速で再生できるのもよい。そもそもデータ量の少ないMP3形式のまま分割できるのがよいのだろうな。データ量の多いWAV形式ではこのようにテキパキと作業できなかっただろう。それでも無音部分のない曲間もあるのでMDを再生して確認しながらの作業もあり手間がかかるのにはかわりはない。デジタルコピーできればよかったのだが...
分割点の設定が終わったら音楽を分割して保存する。このとき、ファイル名の書式を指定して保存できるので、名前の最後に連番をつけて保存することにした。
そして、4のID3Editと5のSuperTagEditorを使い、手順5のID3タグの設定を行う。
ここでは曲ごとに分割したファイルにそれぞれアーティスト名と曲名、アルバム名、トラック番号を設定する。まず、アーティスト名と曲名、アルバム名を以前PCで作ったMDのラベルから抜き出し、CSVファイルに保存した。そして、ID3Editを使い、そのCSVファイルからアーティスト名と曲名、アルバム名を設定した。ID3EditはCSV形式の読み込みと書き出しに対応しているID3タグ編集ソフトである。今回はバージョン1.6を使用した。バージョン2も試したが、CSVファイルを読み込む方法が分からなかった。また、このID3Editではトラック番号は編集できないようだ。
そこで必要になったのがSuperTagEditorだ。こちらはCSVファイルからタグを設定する機能はないのだが、ファイル名からタグを設定する機能がある。そこで、mp3DirectCutでファイル名につけた連番からトラック番号を設定するようにした。ディスク番号も設定したかったがID3EditもSuperTagEditorも対応していないようだ。CSVファイルからアーティスト名と曲名、アルバム名、トラック番号、ディスク番号を設定できるソフトを見つけられればここの作業ももう少し楽になったかもしれない。
最後に5のiTunesを使い、MP3ファイルの登録とID3タグの変換を行う。
今回の作業の最終目標は音楽をiPodに移行することである。そうなるとMP3ファイルはすべてiTunesで管理することになる。そこでタグの設定が終わったMP3ファイルをiTunesに登録する。しかし、Windowsを使ったここまでの作業で用意した曲のID3タグはバージョン1のため、Mac版iTnuesのライブラリに追加すると文字化けしてしまう。そこで、ひとまずWindows版iTunesを使ってID3タグをバージョン2に変換する。iTunesで曲を選んでマウスの右クリック。ポップアップメニューから"ID3タグを変換">"ID3タグバージョン2.2"を選べばよい。このようにWindows版iTunesでバージョン2に変換したID3タグはMac版iTunesでも文字化けせず正しく表示できる(く(2005-02-12修正)。
以上が今回行ったMDにためた音楽をMP3化する手順である。いままでためたMDが約120枚、全1324曲をすべてMP3化するのに約3週間かかった。アナログ入力は時間がかかるがタイマ機能のおかげでそんなに手間はかからない。一番手間取ったのは音楽を曲ごとに分割する作業だ。MDを7、8枚分割するのに1時間半から2時間かかってしまう。すべての作業が終わってしまった今となっては手遅れだが、果たしてMDをデジタルでPCに入力するいい方法はあったのだろうか?
2005-01-19 SOTECのPCはモノラル入力かよ、自作PCがあってよかった
早速、MDの音楽をSOTECのPCにアナログ入力してみた。んっ、ステレオ入力じゃないぞ。しかも音がこもった感じになっているし。なんか余計なエフェクトがかかっているのかな。これじゃまったく使いものにならん。
自作PCのほうはどうだろう? 音響環境はまったく設定していなかったのでそこから着手した。OSはWindows 98 SEを使うことにした。NT4.0じゃUSBマウスが使えないからな。くそぅ、SOTECのPCが使えれば楽だったのに。
サウンドドライバを見つけるのに苦労したが、どうにか音響環境の設定を完了。自作PCのほうでアナログ入力してみる。よし、ステレオの入力になっている。音質も良好だ。音楽の入力には自作PCを使うことにしよう。それにしても速いCPUを積んだSOTECのPCが使えないとは癪に触るな。
2005-01-19 MDをMP3化、結局アナログ入力かよ
MDをMP3化するにあたりまず考えたのがデジタルコピー。しかしいろいろ調べてみるとプロテクトのためデジタルコピーは難しいことが分かり断念。CDをMDにコピーした場合はそのMDをほかにデジタルコピーできないようになっているそうだ。残された手段はアナログコピーだけになってしまった。ソースはデジタルのMDなのに結局4年前のカセットテープをMP3化する方法とおなじアナログ入力かいっ。
2005-01-19 MP3で残してポイ計画を再始動、今度はMD
以前、カセットテープのMP3化を試みたことがあったがあまりにも手間がかかるため断念していた。それからアッという間に4年以上経っていた。その間、引っ越しなどがあり結局お気に入りのカセットテープはMP3化することなく廃棄してしまった。
せっかく録りためた音楽を廃棄するのはもったいない。このようなことがないように年末年始を利用して今度はお気に入りのMDのMP3化することにした。そんな中、カーオーディオの調子が悪くなった。AMやFMは受信できないし、MDも再生できない。これはちょうどよい機会だ。カーオーディオも含めて音楽をすべてiPodに移行するべく作業をはじめることにした。
1999-06-27 お気に入りカセットをMP3で残してポイ計画、無期延期 平日夜中の数時間の作業を1週間から2週間続けた末に、 カセットテープ10本+α、全116曲をMP3にした。 カセットテープ→MP3の作業にはさまざまなハードルがあることが分かった。 結局のところ、MP3化にこれだけの時間を費やすのであれば、 多少の場所をとってもカセットテープのまま保管していたほうがよいと判断した。 Time is money. (1) カセットテープの再生で電源ノイズを拾う カセットテープの再生にAC電源を使用しているデッキを使ったために、 待機状態(無音)でもすでに低周波ノイズが混入していた。 乾電池を使用しているデッキや高級なデッキだとこのようなことはないかもしれない。 MP3化のためだけにデッキを新規購入する勇気はないので、 ノイズ混入のまま作業を続けた (2) カセットテープ→WAVファイルで音がとぎれることがある 原因ははっきり分からないが、 録音後にWAVファイルを確認するとまれに音がとぎれることがある。 このため、WAVファイル録音後は一通り曲を耳で聴いて音がとぎれていないか確認しなければならない。 とぎれていたらその曲だけ再録音。 この作業がとっても面倒。 スクリーンセーバーなども無効にした環境にもかかわらず、とぎれが発生する。 Windowsのスワップファイルと書き込み中のWAVファイルが同一ドライブにあると とぎれが頻発することも分かったが、 スワップファイルとWAVファイルを別ドライブに配置しても、 とぎれが発生する(以前よりもとぎれが発生する確率が激減したが)。 ハードディスクのデバイスドライバなどに問題があるのだろうか? (3) 録音レベルがばらつく カセットテープ録音時のレベルはテープ毎、曲毎にばらついている。 また、WAVファイルへの録音時のレベルも音量設定を正確に記憶しておかないとばらつく。 ばらつきがあると認識していたが軽微なものと考え、 今回は音量の正規化をせずにそのままWAVファイルをMP3ファイルに変換してしまった。 MP3ファイルに変換後、曲を聴いてみたが、音量の違いはやはり気になる。 MP3変換前に各種WAVファイル編集ソフトを使い音量を正規化すればよかったのだが、 音の正規化には意外と時間がかかる。また正規化だけに特化したソフトが見つからなかったため、 今回は音量の正規化は断念してしまった。 これらハードルを解消し、MP3化の作業をまとめて確保できるまで、 お気に入りカセットをMP3で残してポイ計画は、無期限中断することにした。
1999-06-27 お気に入りカセットをMP3で残してポイ、どんなツールが必要なの? まずはどんなツールが必要か調べてみた。試行錯誤の結果、次のツールを使うことにした。 ・カセットテープをWAVで録音 カセットテープに録音した曲をコンピュータにライン入力し、 WAVファイルとして録音。 ※ WaveHunter(シェアウェア) ・WAVファイルを1曲毎に分割 WAVファイルの中には複数の曲が混在している。 MP3ファイルにしたとき1曲単位で再生したいので、 1曲毎に別々のWAVファイルに分割する。 ※ ALLREC SOUNDカッター(シェアウェア) ・WAVファイルをMP3に変換(MP3エンコーダ) 1曲毎に分割したWAVファイルを個別にMP3ファイルに変換する。 ※ MP3Compressor(フリーウェア)、あるいはMP3Encoder98(シェアウェア) ・MP3ファイルを再生(MP3プレイヤー) MP3ファイルを再生する。 ※ SCMPX(フリーウェア)
1999-06-27 お気に入りカセットをMP3で残してポイ計画発動!!! MDを購入してから、めっきりカセットテープを聞かなくなった。 このままじゃ、ただのお荷物。 ...そうだ、いままでため込んでいたお気に入りのカセットをMP3に残そう。 一度デジタル化すれば、いつでも気軽にPCでなつかしのお気に入りの曲を聴けるし、 いままでお荷物だったカセットテープも捨てられる。これぞ一石二鳥。 題して、お気に入りカセットをMP3で残してポイ計画、ここに発動!! 手持ちのカセットテープを数えてみたら78本、 カセットテープ1本に60分録音していたとしても78時間。 気が遠くなりそうな量だ。 まずは、そのうちシングル曲を単発で集めたコレクション10本をテストケースとしてMP3化にチャレンジ。 MP3化の作業がどのようなものか確認してみよう。
キオクノカケラ
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