No. | 日程 | スキー場 | 滑走日数 |
---|---|---|---|
06-09 | 06/03/31 | ノルン水上 | 1 |
06-08 | 06/03/27 | ノルン水上 | 1 |
06-07 | 06/03/11 | 浦佐 | 0.5 |
06-06 | 06/03/04〜06/03/05 | エコーバレー&富士見パノラマ | 1.5 |
06-05 | 06/02/16〜06/02/18 | 糠平温泉 | 2.5 |
06-04 | 06/02/11 | サンメドウズ大泉・清里 | 1 |
06-03 | 06/02/04〜06/02/05 | 菅平高原&峰の原 | 2 |
06-02 | 06/01/12〜06/01/14 | サホロリゾート | 3 |
06-01 | 05/12/29〜05/12/30 | エコーバレー | 1 |
今シーズンの滑走日数 = | 13.5 日 | |
いままでのの全滑走日数 = | 111.5 日 | ('97-98シーズン以降) |
季節はすっかり春だというのに大雪で新雪、深雪でのスキー。 午後になると雪面が荒れてきて雪面は自然に圧雪された状態になった。 さらに、午後からは風が強くなりリフトが止まる有様。 スキーを早々に切り上げてしまった。
深雪だったので大回りはあきらめて小回りを練習した。 小回りでも弧を描くように、レールターンのイメージで滑ってみた。 深雪だったので荷重は後ろ寄りにしてみた。 また、小回りでも内足をたたむイメージを持ち、しっかり内足を返せるように心がけて滑ってみた。 さらに、ターンの始めから板を走らせるように心がけた。 板をターン始めから踏んでいくイメージ、板を外に押し出すイメージだ。 このように滑ってみるととにかく脚力が必要となり、普段以上に疲労した。 このような滑りを繰り返すうちに、小回りでも弧を描く滑りの感覚が掴めてきたように感じた。 しかし、これは深雪での話。圧雪されたバーンで同じように滑れるかは怪しい。 きっと加速してしまいうまく滑れないのだろうな。
深雪で滑っていて気づいたことがある。 深雪では直進しているつもりでもエッジがかかり板が勝手に回ってしまう。 油断していると板が回ってしまい何度も転倒してしまった。 気をつけなければ。
それから、板を走らせることだけに集中すると体で板を回している感じになるようだ。 つい、板を走らせていると錯覚してしまう。 あくまでも板から始動、足元から始動して板を走らせている意識を持たなければ。
前回のスキーで初体験の試乗に今回も他の板で挑戦してみようと意気込んでノルンに来たものの 前回乗れなかったスキー板はすべて調整中で試乗することができなかった。 ショック。
おそらく今回のスキーが今シーズン最後のスキーだというのに 雪は悪いは、試乗できないはでなかなか予定どおりにはいかないものだ。 ただ、今シーズンのスキーで大分滑りは改善されたように思える。 後は圧雪された急斜面でもスピードコントロールして滑れるようになればいいのだが。 来シーズンは再度検定に挑戦してみたいと思う。
今シーズンは初めてのノルン水上。 昨シーズンの今頃は雪がなくてスキー場も終わっていたぐらいだったと記憶しているが、 今シーズン、雪はまだ大分残っている。 朝一番の雪面はカービングの練習には最高の状態。硬すぎず軟らかすぎず適度な感じ。 ただ、気温が上がって10時を過ぎる頃には雪が解け始める。 春はリフト運転開始から2時間が狙い目だな。
雪面が最高の状態の中で大回りを中心に練習を始めたのだが、どうもうまく板に乗れなかった。 リフトの上から他の人の滑りを眺めていると、ターン始めからターンマキシマムにかけてスタンスが広がっていき、そこからターン終わりにかけてスタンスを元に戻しながら滑っている人を発見。 以前、こんな滑り方もいいかもと想像していたこともあったので早速真似てみた。
外足を外に押し出す感じ、外足が体から離れている感じでターンに入ってみる。 なかなかいい感じだ。板にもうまく乗れるようになってきた。 外足が体から離れるほどターン弧も深くなるように感じた。 さらに、それにつられて内足も自然に折り畳まれるようになってきた。 今度は内足を折り畳む意識、内足を返す意識を強くして滑ってみた。 内足が折り畳まれる程、グリップ感が増すように感じた。 しかし、これらの操作に夢中になると荷重がおろそかになり、荷重が内足に偏った滑りになってしまったので注意が必要。 また、外足を外に押し出す中で早めに板がグリップしてしまい、それ以上、外に広がらない場合も出てきた。その時の外足のグリップはかなり強い。これが本来の外足の使い方なのかもしれない。 スタンスの調整する滑りはきっかけを掴むにはよいが、元々スタンスを広げて滑ったほうが本来の滑りなのかもしれない。
今回の練習でターン弧の調整、スピードコントロールのヒントは掴んだかもしれない。 結局、外足を外に押し出すと内足が折り畳まれるということは体が内傾しているということ。 ということは、体の傾きを調整することでターン弧を調整し、スピードを調整するということか。 しかし、このような外足と内足の操作や体の傾きを自在に調整できるレベルにはまだ達していない。まだまだ練習が必要だ。
今回は雪面があまり硬くなかったせいか、小回りしても板がばたつくことはなかった。 雪が解け始めてからはもっぱら小回りの練習となった。 雪が軟らかいとスピードが出ても適度なブレーキがかかるので積極的に縦に走る小回りが練習できたと思う。ただ、スピードでごまかしてターン弧は間延びした感じ。あいかわらずだ。 どうも内足がうまく使えていない気がする。内足がうまく返せていないというか板が外に膨らまないという印象。小回りでも内足を折り畳む感じが必要かも。
今シーズンのノルン水上の上級者コースのコブは深かった。 深すぎてまったく太刀打ちできなかった。 もっぱらコブがあまり乗ってない斜面で滑ってしまった。
スキー場のレンタルコーナーで来シーズンのスキー板を貸し出していたので試してみた。 本当はスクールに入るつもりだったが、予約でいっぱいだと断られてしまい、 思いついたのがスキー板の試乗だった。 試乗は有料だったが、このちょっとした思いつきはかなりおもしろかった。 今まで友人の板をちょくちょく借りていたが、複数まとめて乗り比べたのは初めて。
今回試乗したのは次の4種類。
・ロシニョール、ラジカル11、165cm (小回り仕様) ・ロシニョール、ラジカル11、175cm (大回り仕様) ・アトミック、デモ LT12、162cm ・サロモン、デモ X3、160cm
午後になってから試乗を始めたので雪はベタ雪。荒れ放題の雪面での試乗となった。 すべての板に共通して言えることは滑っていて疲れるということ。 少し滑っただけで太股がパンパンになる。 板の軽さは今履いているフィッシャーの板が一番。 体の負担も少ない。後で調べてみて分かった事だが、フィッシャーの新モデルも軽いようだ。 フィッシャーの新モデルも一度試乗してみたいなぁ。
今回の試乗で一番驚いたのはサロモンのデモX3。 今まで経験したことがないような雪面との密着感があった。 簡単に板を踏める感じだ。 しかも、小回りでは恐ろしく板が回る。 こんなにも小さく回れるのかと驚いた。 板自体、キレもズレも使えそう。 コブも試したみたが、板はズレるもののエッジは少し引っかかり易いかも。 この板が欲しい、と思いスキーから帰ってきて値段を調べてさらに驚き。定価12万ですか。 やっぱりいい板は値段も高いよな。 これよりも安いデモXRという板もあるらしい。試してみたいなぁ。 試乗も下調べしてからじゃないとダメだね。
そして、一番見た目で驚いたのはロシニョールのラジカル11。 ビンディングに角のようなものが生えている。 その角(ブレード?)を付け替えて、長い角だと大回り、短い角だと小回りと行った具合に使い分けできるらしい。 板の長さが違うので純粋な比較はできないが、長い角と短い角で乗り比べてみた。 感覚的には同じ。ただ、長い角の方は遊びが少ないというか板がまったくズレない感じ。 止まろうと思って板をずらそうとしてもずれず、コワい思いをした。 また、どちらにも共通して言えることは板が重い。操作に力が必要でかなり疲れる。 今回試した板の中では疲れ具合は最強。
残るはアトミックのデモLT12。後で知ったのだが、LTはLongTurnの略らしい。 板が短かったので勝手に小回り用かと思い込んで滑ってしまった。 板の軽さはサロモンのデモX3と同等。しかし、雪面との密着感はサロモンより劣る感じ。 小回りしたら板のトップが浮いてしまった。もっと長い板で試せばまた印象も違ったかもしれない。
スキーから戻り、スキー雑誌を読んでいると、 「ターン弧の調整は体の傾きで調整する」とか「小回りでは内足を軸に考える」といったような 文章が目に飛び込んで来た。 まさにタイムリー。今回のスキーで感じたことがそのまま書いてあるではないか。 今シーズンはもうひと粘りして今回の課題をもう少し練習したいな。
スキースクールで有名な浦佐に初めて行った。 狭いとは聞いていたが、ここまで狭いとは。リフトはゲレンデ中央の1系統のみ(2本並行)。 コースはコブ斜面と迂回路のような整地された斜面。コース幅はどちらも広いのが救い。 コブの練習には最適かも。 また、到着が夕方だったのでひさびさにナイター券で滑った。 16:30から夕食前までの約2時間の滑走。 あたりがすっかり暗くなった中、 ポツポツと光る町の明かりを見下ろしながらのスキーはおすすめかも。 人もあまりいなく周りも静か。寂しスィ。視界は悪かったもののスキーだけに集中できたかな。
雪質はベタ雪で重かった。 まずは整地斜面。低速ではうまく板に乗れなかった。 外足に乗れないし、内足もうまく使えない状態。 重い雪に負けないよう重心を低くし、スピードを出したらごまかせた感じ。 ターン初めから板に乗り、板を走らせる意識を出したらうまく板に乗れるようになってきた。 しかし、横長のターン弧で滑る練習をするつもりが、弧は縦に長くなってしまった。
コース幅いっぱいに広がるコブ斜面。 どこを滑ってもコブといった状況で今回も恐怖に負けてしまった。 板を振っただけの滑りになり、体は遅れ、板は加速。いつもの悪循環だ。 ひとターンずつ丁寧に滑るように心がけても加速してしまう。 また、コブの並びにターンが左右されてしまう。先を読んでいない証拠。 一度だけコブを縦に滑るラインが読めてその通りに滑ることができたが数ターンだけ。 その後は再現できず。
今回は蓼科の宿に1泊して近隣のスキー場を巡った。 初日のエコーバレーでは行きの途中で原因不明の大渋滞に遭遇して1時間以上足止めを食った。 路面凍結でスリップでもしたのだろうか? 外気は寒くなかったのにな。 雪質は少し緩いもののそこそこ。夕方まで保った。 2日目の富士見パノラマの雪質はザラメ。山頂付近は麓よりも締まっていたがエコーバレーには及ばなかった。
緩い斜面であれば大回り、小回り、コブでもほぼイメージどおりに滑れるようになってきたが、 急な斜面やアイスバーンではまったくうまく滑れない。あいかわらずに板はバタつくし、オーバースピードになる。かなりブルー。
今までのスキーで板を走らせたり、内足のテールを持ち上げることでバタつきが軽減することに気づいていたが、今回も板を走らせることでバタつきが軽減することを確認できた。
ではなぜ板がバタつくのか? ターン後半で板が体の下ではなく体の前にあるからではないだろうか? 板が体の前にあるということは体が遅れているということか。恐れずターン後半で体を前に。分かっちゃいるが治らない。
ここのところ、ズレを使わずターン弧の調整でどうにかスピードを制御できないかに挑戦中だが、こちらもうまくいかない。板がバタついている時点で体が遅れているので当然スピードも上がるよな。そして急斜面だという割りにはターン弧が小さいまま。もっと深く回るためには体をもっと倒す、板を体からもっと離す必要があるはずだがこちらもうまくいかない。
ターン前半では特に板を走らせ、ターン後半では特に体が板に遅れないようにする意識でどうにかならないだろうか。
エコーバレーにはカービングゲームが楽しめるコースが設置されていた。このコースでは横にいくつか並んだ短いポールがアルペンのゲートのような形で配置されている。カービングゲームとは外側のポールを回るほど点数が高くなり、ターン弧の深さを競うゲームのようだ。
このコースを何回か滑ってみたが、一度もポールをうまく回ることができなかった。 バーンはアイスバーンに近い状態でズレまくり。カービングどころではなかった。 ターン弧も浅くて縦に長くなり、当然次のポールに間に合わないような状態。 ポールを無視してコース外を自分のペースで滑ってみると感触はそこそこよかった。 ターンがポールで規制されるだけでこんなにも滑りが変わってしまうのか。
前回のスキーで気づいたことのうち、今回のスキーで確認できたのは次のこと。
(1) 内足首をしっかり曲げる (2) 大回りではスタンスを広めに (3) 小回りでも弧を描くイメージターンで内足首を曲げる意識で滑ることはできたが、ターン前半からしっかりグリップできていたかは不安。 滑りの跡を見たが、大回りのスタンスは前回よりも広くなったようだ。しかし、内足がちゃんと返っているか、しっかり外足に乗れているかは少し不安。 また、前回よりも小回りで弧を描くイメージで滑れるようになってきた気がする。 弧を描くというよりも外側に膨らんだ板が体の下に戻ってくる感覚。
いずれも緩い斜面でのこと。急な斜面ではこれらを確認する余裕すらない(涙)。
友人に120cmそこそこの短い板を借りて滑ってみた。 短いので板を走らせたり回したり操作するのは楽だが、 板をうまくたわませることができず、かなり難しい板だった。 これが板が硬いということなのかな。 普通に滑ると板を簡単にずらすことができる。 体を倒し込むとしっかりグリップするといった感じ。 ズレもキレも簡単に出せそう。 ただ、 ポジションがあわなかっただけかもしれないが、 自分のものと比べて板がたわんでいる感触があまりなかった。
そして、さらに短いスノーブレードでも以前に感じた印象だが、 板が短く軽いので急ブレーキをかけてもなかなか止まらない。 オーバースピードになるとかなり恐い。 また、板が短いので体が遅れたりすると板が敏感に反応する。 ポジションの確認によいかも。
この板ではもっぱらズレを使ってコブを滑っていた。 コブで短い板は操作しやすいので楽かも。 ただ、コブが深くなったり急になったりしてオーバースピードや体が遅れるとどうにもならなくなってしまった。
キレのターンは緩い斜面ではそこそこ滑ることができたが、斜度が急になると、とたんにダメ。 板が短くてもバタつきは変わらずだった。 でも普段と違った板を使うと楽しい。
今シーズンも行ってきました、糠平温泉スキー場。天気が良いと風が強く吹き、高速リフトが止まるという印象。今シーズンも最終日がとりわけひどかった。麓の第一高速リフトが動いていたのは最初だけ、後は止まったままだった。スキー場に遅く着いた人は山頂コースに一度も行けなかったんだろうな。
空いたゲレンデでたっぷり練習できたものの収穫はあまりなし。 滑りはあいかわらず不安定で、回転弧の調整の感覚もつかめないまま。 そんな中で気づいたことを整理してみる。
(1) 進行方向の少し前に体があるような意識で滑ると板も押さえ込めて滑りも安定しそう。 (2) 外肩、外腕を滑りをリードすると自然なターン、滑りも安定しそう。 (3) 上下動が大きい。切替えで板が体の下に戻ってくるような感じで滑ると良さそう。 (4) 内足でも板に乗れている感触を始めて体験したものの一瞬の出来事。 (5) 大回りではスタンスを広く、内足のエッジのかかりが良くなり滑りも安定しそう。 (6) 回転弧調整は下手すると板を前に振り出すだけになりそうなので注意。 (7) コブは板を横に振るではなく縦に走らせる、コブの裏もしっかり滑る。 (8) コブでは手首は常に体の前に、滑り始めはストックで何回かリズムを取ると良い。
上体を低く構え、わざと内傾気味に滑り、フォームをデジカメで撮影してみた。
前回の撮影より上体が低い分、板に圧がかかっているように見える。 しかし、圧がかかっているように見えるものの、ターン後半に板が走っていない。
内傾気味に滑ってみると、前回の撮影と逆で右ターンより左ターンのほうが良く見える。 前回良く見えた右ターンでは内傾過多で外足荷重が少ない感じだ。 つまり、左ターンは内傾気味に、右ターンは今までどおりに滑るということか? というよりも左右のバランスが悪すぎるということかな。
外肩の遅れ、内足が前に出過ぎているところはあいかわらずだった。
上体を低く構え、小回りでも弧を描く感じで滑り、フォームをデジカメで撮影してみた。前回の撮影より上下動が少なくなり、スプレーも少ない。
上下動が少ないということは、腰の位置が安定してきたということか。 またスプレーが少ないということは、板のズレも振り出しも少なくなってきたのかもしれない。
しかし、内足の使い方はまだまだ。 X脚は改善されているので内足を前回より返せるようになってきたようだが、 内足の足首が伸びきっている。締まっていない。横から見ると内足が前に出過ぎて突っ張った感じだ。 手首の位置を見ると左手首だけ下がり過ぎているのも目立つ。小回りも左右のバランスが悪い。
フォームチェックでも明らかだったが、どうも外肩が遅れてしまう。 こうなるとターン後半に板が走らないのかもしれない。 矯正するには常に外腕で外肩、上体、滑りをリードする意識を持つと良いのかも。 ただ、上体を内傾気味にすると外腕が上に上がりがちなので、外腕で雪面を押さえ込むような意識も必要かも。
緩斜面をわざと内傾気味に滑っていたら一瞬、内側の足首、腰、上体に1本、筋が通った感じ、軸ができた感触を得ることができた。 これがあまり力を加えなくても板に圧がかかる安定した内足のポジションなのかもしれない。 今まで外足で感じていたポジションが内足でも見つかったが、一瞬の出来事だった。 その後、何度か試してみたものの再現できなかった。
フォームチェックでも明らかだったように内足の使い方はまだまだ。 今後の練習で内足のポジションを確実に見つけられるようにしなければ。 まずは足首を締めるという意識づけあたりから始めると良いのかも。
フォームチェックで最も気になるのは左右のバランス。 バランスが悪すぎなのでここを矯正したいがいいアイデアが浮かばない。 左右のバランスはすべての滑りに影響するのにな。さてどうしよう。
2週連続の休日スキー。今回はキッツメドウズ大泉・清里改めサンメドウズ大泉・清里。改称してからは初。4シーズンぶりのご無沙汰。祝日ということもあってか否かゲレンデは混雑。しかもリフトが1本減ってるし。元々3本あったリフトが2本だけじゃ、そりゃ混むよ。ファミリー向けゲレンデのリフトなんか30分待ちっすよ。かえってひさびさで新鮮。10年ほど前のスキーブームを彷彿とさせる。ノスタルジーぃ。行き帰りの道路はほとんど混雑がなかったのが不思議。
雪質はカチカチのアイスバーン。板はすぐにスリップ、横滑り。うーん、うまく滑れない。 板を無理矢理曲げすぎるからかな。恐怖心に打ち勝ち、普段以上に板が曲がり出すまでじっくり待つ感覚が必要だったのかも。スピードは出るが板を谷に向かって縦に走らせる意識を強くしたらグリップが出てきたような気もするがスピードが出すぎてそれもよく分からないまま。 そんな状態なものですっかり逃げ腰。雪が乗ってるコース脇をもっぱら滑ってしまった。後になって思えばうまく滑れないせっかくのアイスバーンだったのに。練習機会を逃したかな。
前述の雪が乗ってるコース脇で、前回の課題、「姿勢を低く、板は縦に走らせる」を練習してみた。前回の感触に近いものは取り戻せたような気がするが、まだまだ不安定。スムーズに板が回っていない感じだし、バランスも悪い。切り返しが不十分で内足に荷重が残ってしまうことも多々あり。アイスバーン、しかもゲレンデが混雑していたせいもあって大回りの練習はできず。回転弧の調整も練習したかったけどな。
リフト待ちが長いファミリー向けゲレンデの緩斜面、それでも何度か滑ってみた。 最近は緩斜面が好き。ポジションの確認にはやっぱり緩斜面。 板を縦に走らせる感覚はそのままでさらに低速で大回りできないが実験。 板がうまく走って加速できれば緩斜面でもそこそこ大回りできる感じ。 その時のポジションは今までよりさらに上体を低く、重心も踵寄りだった。 膝をさらに畳んだ感じで、板もべったり雪面に貼りついている感じ。
コブ斜面にも挑戦。 緩い斜面に乗っているコブには対処できるようになってきたが、 急な斜面に乗っているコブにはまったく対応できず。 斜度が急になるほど溝が深くなっているようで難易度はさらに倍って感じ。 しかも今回打ちのめされたのは横につぶれた幅広なコブ。 下手に大回りでコブに乗り上げて減速しようとしたのが失敗だったようだ。 減速どころが逆に加速する一方。暴走っす。 溝が深くても幅広でもコブには縦に入ってコブの裏側でズレを使って減速したほうがよかったのかな。でも板の先端が突き刺さりそうで恐い。恐怖に負けた。
最近の休日のゲレンデは空いてるね。リフト待ちもほとんどなし。たびたび来ている菅平高原は1日目。2日目は近くの峰の原スキー場へ。ここは新たな発見。リフトが3基でそんなに広くないのにコースのバリエーションが豊富。斜度の異なるコブのついたコースもふたつ。1日いても飽きないな。しかもリフト券が安い。
左ターンのチェックから。左手が遅れるクセは自分で滑っていて気づかなかったが、内傾の具合はわざと大回りの両ターンで内側の手を雪面につけるような感覚で滑り確認してみた。 元々内傾気味なので右ターンは違和感なし、左ターンは最初体のバランスが崩れそうで恐かったが、慣れてきたら滑りに安定感が増してきた感じ。今までバランスが悪いために内傾せず上体が起きていたのかもしれない。
前回のビデオチェックで内足が前に出すぎている感じがした。 そこで内足を曲げるのではなく後ろに引く、後ろに残す感じで滑ってみた。 板と雪面の密着感が増した感じ。板の下の抵抗がそのまま伝わっている感じだ。 この状態では内足はかなりずれているのだろう。ずれている感触のままでは今ひとつという感じだ。そこで、これに加えてターン初めから内膝を返す、内足の外エッジを使う感じで操作してみた。ずれが減り、グリップが増した感じだ。 ただ、こうするためには切り返し時にしっかりとした足場を作ること、 極端だと思うくらいな感覚で重心を進行方向谷側のななめ前に移動させることが必要なようだ。
ベンディングの意識で滑るとどうなるか確認してみた。 板が常に雪面と密着し、滑りが自然になるような気がする。 しかし、やたらと膝に負担がかかる感じ。これだとつらい。ポジションが悪いのだろうか。
小回りでも弧を描く感じ、ターン弧を調整してスピードを制御する感じがなかなかつかめない。 その一助になればと思い、緩斜面を繰り返し滑り、ポジションと板の走りを研究してみた。 板を常に谷へ直進させるような意識を持つと一番板が走るような気がする。 考えてみれは当然のことだが、今まではターン後半で板を走らせようと懸命だったように思う。 で、谷へ直進させるように板を走らせるとその後、ターン後半のグリップも取りやすくなった。 グリップを取りやすくなったおかげで、 緩斜面でもある程度スピードが出てきたときはターン弧を調整できるようになってきた。 これを通常のターンに応用できればよさそうだ。 思い起こせば小回りでターンマキシマムで板を谷に向ける意識を持ったとき滑りやすかったのは こういうことだったのかもしれない。
前回のビデオチェックで上体が起きすぎて滑りに力強さがない感じがした。 それならば、 常に上体を低く、膝や腰を軽く曲げた状態、中腰のような状態で滑ってみたらどうなるか試してみた。 感覚的にはベンディングターンに近いが、曲げ伸ばしの感覚がなくても足場がしっかり、雪面に密着している感じがある。膝にも負担がかからない。 それから、この中腰の状態でも板に乗れるポジションがあることに気づいた。 今までのポジションは腰の付け根を伸ばした時に気づいたので、 ターン後半にかけて足の付け根の関節を伸ばす感じで滑っていた。 今回気づいたポジションは上体がかぶっている分、そのポジションよりも少し踵寄り。 元々中腰の状態なので今までよりも早く、ターンの初めからいいポジションを取ることができそうだ。 これはかなりの好感触。 この姿勢と板を谷に向かって走らせる感じを組み合わせて小回りしてみたら、 小回りなのにきれいな弧を描いて滑っているような感触を得ることができた。 小回りなのにレールターンしているような感じ。体が上に抜けている感じもない。 板はほとんどずれていない感じだが、ターン後半にグリップがありそこで速度をある程度調整できていそうな感じ。 ただ、この感触も一瞬の出来事で少し調子が崩れたらこの感触に戻れなくなってしまった。 調子が崩れると板がずれた感じになったり、グリップなしで単に上体を左右にスライドしているだけの感じになったりした。
今回のスキーで気づいた「板は常に谷へ」、「上体は常に低く」の感触は 大回り、小回りに共通していることだと感じた。 大回りでも小回りでも基本的な操作は同じでターン弧が大きいか小さいかの違いというところにつながってくるように思える。 今までのスキーでも同じことを感じたり、スクールや雑誌で見聞きしたが、 今回は実際に自分の体を使って気づいたいう点が違うので大きな収穫だ。 次回はさらにこの感触を確かなものにできるようにしたいな。
今回スキーを楽しんだのはサホロリゾートスキー場。初めてのスキー場だ。 ゴンドラ1本でほとんどのコースを楽しむことができる。コースもロングコースあり、未圧雪コースありと多様で飽きない。雪質は気温によって変化したが初日はパウダースノーを楽しめた。パウダースノーは北海道ならではの醍醐味。表面サラサラ状態の滑りのいい練習ができた。昨シーズン最後のスキー、宝台樹で味わった感触はこのパウダーの滑りの感触だったのか。
さて、今回はひさびさにデジカメで滑りを撮影できたので、フォームチェックを中心にまとめてみた。
フォームを確認して次のことに気づいた。
(1) 左ターンで、上体が腰で折れ、くの字になっている。もう少し上体を内傾させてもよさそう。 (2) 左ターンで、左手が遅れすぎで体の後ろに残ってしまうことがある。 (3) 右ターンでは、くの字にはならず程よく上体を内傾させているように見える。 (4) ターン後半で、起き上がりが遅い。内足が前に出すぎている。 (5) 全体として、上体が起きすぎて滑りに力強さが感じられない。まだ体が遅れ気味。
左右のバランスでは、左ターンがいまだに矯正されていないことが改めて確認できた。 また、 ポジションは以前より改善され前寄りになったことを確認できた。特にクロスオーバーの姿勢はずいぶんと良くなった。しかし、ターン後半はまだまだ。特に起き上がりが遅れる症状は以前から自覚していたことなので改善されていないのはショック。
ターン初めに内足を引き気味にするとターンに入りやすいことには気づいたものの、内足の使い方自体はまだまだ練習が必要。両足の同時操作や内足の返しには慣れてきたものの内足の前後の位置については気をつけないと。
滑りに力強さが感じられないのは板への働きかけが足りないせいか? 縦の意識も欠如しているせいか? 今回は無駄な力を抜き、板を滑らかに回すことに重点を置いていたので仕方ないのかもしれないが、両足の操作を確実にした後の次のステップとして板の走りやキレ、たわみを研究してみよう。
フォームを確認して次のことに気づいた。
(1) 内足の膝が返っていない。見た目はX脚。 (2) ストックを足元に突いていない。内向きに突いていない。 (3) 体が前ではなく上に抜けている。
(1)は意識が欠如している部分だったので気をつけなければ。 (2)は自分では意識していたつもりだが映像で確認してみるとできていない。ショック。 (3)はまだまだ縦の意識が足りないという証拠だろう。クセでついつい板を横に振ってしまう。
また自分の感触としては、板が体の前を通る感触と下を通る感触の違いは意識できるようになってきた。ただ、つい板が体の前を通してしまうクセはなおっていないのでさらなる練習が必要だな。 また今回、ストックを一定のリズムで交互に前後に入れ替え、ストックが前に出ている状態でターンを待つ感触がつかめた。後は突く位置をなおさないと。
今回のスキーやその後のフォームチェックを通じて、以前から自覚しているクセは一部改善されているものの、そのほとんどが改善されないままなのが明らかになった。また、新たに自分が曲げ荷重でターン(ストレッチング)しているのか、伸ばし荷重でターン(ベンディング)しているのかの意識があいまいのまま滑っていることに気づいた。今まではどちらかというと曲げ荷重の意識が強かったので次回は伸ばし荷重の意識で滑る練習をしてみよう。さらに、それらをめりはりをつけて使い分けられるようになればいいのだが...
昨シーズンを振り返り、今シーズンに向けた課題を整理してみた。
課題1 腰の位置 症状: 体が遅れる、腰が引ける、板に圧がかからない 対策: 背筋を伸ばす、前方に起き上がる、クロスオーバーで雪面に垂直に立つ
課題2 両足のバランス 症状: 板が平行にならない、内開きなら内足がズレている、内すぼみなら内足のキレが不足 対策: 両足同調、同操作、あくまでも自然に、内足がどうとか外足がどうとか意識しないほうがよいかも
課題3 腰の向き 症状: 足元が安定しない、板にうまく乗れない、腰が進行方向に向いていない 対策: 斜滑降で確認、うまく板に乗れない、減速してしまうなら要注意
課題4 小回り 症状: 急斜面で板がバタつく、板を横にしすぎ、ブレーキかけすぎ 対策: 体の向きは常に下、体は前へ前へ、小回りでも弧を描く感覚、大回りとおなじ
雪がとてもよい。晴れているにもかかわらず気温が低く雪がしまっている。 北海道よりいいかも。それはさておき、本題へ。今回のスキーで気づいたことを整理してみる。
足を伸ばし気味にして腰を前に出す意識で滑ってみると妙に落ち着くポジションがあることを再認識。腰の位置はつま先の真上ぐらいの感覚かな。そうすると腰からダイレクトに板へ力が伝わる感じ。ターンのマキシムでこの感覚が出せるように気をつけてみた。膝にも負担がかからず楽。
まずは内足(の膝)を内側に大げさに倒してみるところから始めた。足元が安定してきたら倒す意識もなくなり自然に操作できるようになってきた。ただ、圧やたわみの感触が少し不足しているような感じ。それから、内足がターンの初めからキレているかと内開き、内すぼみを確認するのを忘れていた。
やはり急斜面で板がバタつく。 ターンマキシマムで板が横を向き過ぎ、 スピードに負けてズレもブレーキもかからない状態だと板がバタつくのではないかと勝手に推測。 ターンマキシマムで板が横に向いているということは板が体の前にあるということか。 それはすなわち体も遅れているということではないか。 ということは ブレーキをかけているつもりがかえって加速いるのか。 結局、急斜面ではいまだに怖くて板を横に向け過ぎてしまうってことなんだろうけど。
それでは板が体の横にあるとき板がフォールラインを向くように気をつけたらどうだろう? バタつきは少し解消した。 少し感じがつかめてきたら今度は板が体の前で突っかかる感じが出てきた。 体は前に進みたいのに板が邪魔しているのかな? いい感じでブレーキもかかる。うーん、自己満足の世界かも。 ただ、この状態は長続きしないのだ。
悔しいので小回りで注意すべきポイントを自分なりにもう一度整理してみる。
(1) 体の向きは常にフォールライン (2) 体は上に抜きではなく前へ出す (3) 板は常に体の下の感覚 (4) 板が体の横にあるとき板の向きはフォールライン (5) ターンマキシマムでのブレーキは厳禁今回のスキーで気づいたのは(4)だけ。次回気をつけてみよう。忘れるなよ>自分。
確認するのを完全に忘れてた。 実は昨シーズンを反省したのは今回のスキーの後でした。 初スキーの前に昨シーズンを反省するようではダメだね。 これも次回ということで...
キオクノカケラ
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