No. | 日程 | スキー場 | 滑走日数 |
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07-01 | 07/02/15〜07/02/17 | 糠平温泉 | 2.5 |
今シーズンの滑走日数 = | 2.5 日 | |
いままでのの全滑走日数 = | 114 日 | ('97-98シーズン以降) |
今シーズンも糠平温泉スキー場。今回は天候に恵まれて麓の第一高速リフトが止まることなく無事日程終了。 また、コース途中にある唯一の休憩所も今シーズンはレストラン営業を再開。 さらに今回はスキー場近くのガイドセンターにて申し込み、半日つぶしてワカサギ釣りに初挑戦。 釣果は大人3人で120匹ほど。これだけ釣れると楽しいな。
スキーに先立ち、新たにDVDつきのスキー教本を購入し、撮り溜めた自分の滑りと教本の滑りを比較してみた。
大回りでは教本の滑りを観ると外足が伸びている。外足、特に股関節を伸ばす意識が必要なのかな。 小回りでは板のトップの動きが違う。教本では板のトップが動いてしっかり回り込んでいる。一方、自分の滑りはテールだけ動いているというわけではないがトップの動きが少ない。ではどうすればよいのか? ベンディングターンの意識、板を積極的に走らせる意識をもつとどうだろう?
ゲレンデで外足股関節を伸ばして滑ってみた。ターン始動からグリップがあり、エッジに乗れている感じがする。 感触としてはブーツが後に残る感じ、体が前に進む感じだ。この感触を掴むのは緩斜面でのレールターンが効果的。
以前から分かっていることだが 外足股関節を伸ばす練習で左荷重右ターンが苦手であることを再確認。 ターン始動から板にうまく乗れないことが多い。 顕著に分かるので外足股関節を伸ばす練習は左右バランスの矯正に効果的かも。 では原因は何か? 外向で外足が前に出すぎているからか? 内向を意識して外足のブーツのかかと寄りに体重を残す感じで板が曲がり始めるまで待つ意識を持つと症状が改善した。 我慢しきれず体の動きで板を回しているのかな?
外足と内足で前後差つけると内足を使いやすくなる気がする。 内足を前に出すと内足の膝を曲げやすくなるけど、これって正解なのかな。
板のトップを回すにはどうすればよいか。まずは常に板を走らせる感じで滑ってみた。 ターン始動で体の下から外れた板が次のターンの始まりで自然に体の下に戻ってくる感じが出てくると良さそうだ。 その際、ターンの切り替え時に荷重を抜かず板を押さえたままにしないと板の戻る力(反発力)に体が持っていかれて滑りが安定しないような気がする。 やはり、ベンディングターンのような意識が必要なのかも。
そうはいってもなかなか板が体の下に戻ってくる感覚を常に出せるわけではない。では板がうまく戻ってこないのはどんな時だろう? 体が遅れていたり、ターン始動の踏み込みが足りないと感じる時にはうまく滑れていない気がする。 ターン始動でしっかり踏み込める姿勢を作れていないとダメなようだ。 姿勢が作れていないとターン始動で前に踏み出す際に板に力がうまく伝わらない。 姿勢が作れているかいないかはブーツが体の後に残るぐらいの感触があるかないかで判断できそうだ。
さらに板を走らせるにはターン始動で体をななめ前、ターン内側に倒す感覚が必要な気がする。 ターン始めに足場を固めて足(股関節)を伸ばして体をななめ前に放り出すとその力が板の推進力になり板が進む気がする。これは平地で板を漕いで進む感触に近い。
板が走り、板が体の下に戻ってくる感触がある時、体を縮めながら板の反発力をうまく吸収できている感触がある時はブレーキも程よくかかっている気がする。 こんな時は一方的に加速する感覚が少ないのだ。 これはなぜだろう? ターン後半、板が体の下に戻ってくる過程、体が縮む過程で体が遅れず前(谷)にあれば板に体重が乗る。 板が体重に乗ると適度なズレが生まれてそれが適度なブレーキになる? おそらくうまく滑れている時はターンの切り替え時に体が斜面に対して垂直に立てているのだろう。 うまく滑れていない時は体が斜面に対してではなく水平面に対して垂直に(文字通りの垂直)に立っているのだろう。これでは次のターンにうまくつながらない。
小回りでも内足を内倒させたいがうまくいかない。 スタンスを狭くすると内倒させやすくなるかな? 未確認。
新雪では板を無理矢理走らせようとしたり急ブレーキをかけようとするのは厳禁。 力を加減して止まらず常に板を動かし続けるとうまく滑れるような気がする。
ゲレンデで撮った滑りを自宅で確認してみた。 まずは大回りから。
外足股関節を伸ばす意識は良し。 しかし左荷重右ターンではやはり腰(体)が遅れたままでターンに入っているのでダメ。 外足股関節の伸びも足りない。 それから、体の前後の動きが少ない。 両ターンとも相変わらず左手が遅れている。 また、両ターンで外側の手はもっと前に出したほうが良い。
ちなみに昨シーズンは内傾しすぎで傾きだけで滑っている感じ。 板が噛んでいない感じでオーバースピード気味。外足、内足ともに折れ過ぎ。 外足股関節を伸ばす意識を持つだけでこれらはかなり改善されたような気がする。
小回りはダメづくし。
上体がブレていてセンターに残っていない(上体が立っていない、左右に振れている)のでダメ。 内足が倒れていない、使えていない(小回りのX脚)のでダメ。 ターン弧が浅い、ニュートラルで板が横を向いていないのでダメ。 小回りでも左荷重右ターンが下手で左右ターンとも右足一本で滑っている感じ。 雪面に突いたストックが後に跳ねている。跳ねないように雪面に残すようにしないと。
それから、ターン後半で外板、内板が別々の方向に向かっている。 内板は板の軌道に残っているが外板は谷方向にズレ落ちている。 体が後に残ったままで板が体の下に戻ってくる感じには見えない。
課題がボロボロと生まれた今回のスキー、 さてこれからたっぷり練習するぞといった気合いとは裏腹に 仕事の都合や雪不足がたたり今シーズンはこれが最後になってしまった。 来シーズンは板でも買い替えて心機一転、練習に打ち込もうかな。
キオクノカケラ
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